空調・衛生設備メンテナンス STEP1. 冷却塔清掃・整備 冷却塔や冷却水の水管内はぬめり状のバイオフィルム(生物膜)やスケール・スラッジが発生しやすい箇所であり、機器効率やレジオネラ属菌の繁殖を抑制するためにも冷却塔や冷却水管の適切な清掃と維持管理が必要です。 また、冷却塔の性能維持・延命の為に冷却塔ファンやモーターのベアリング、プーリー、Ⅴベルトなどの整備を定期的に実施することも重要です。 STEP2.空調機整備・ドレン配管清掃 空調機のフィルターやフィン、送風機、ドレンパン等の清掃を実施し、空調能力の維持とクリーンな空気の供給を図ります。又、ドレン管の清掃を施すことにより、予期せぬ天井などからの漏水を未然に防ぎます。 また、空調機内の加湿モジュールは定期的な洗浄(年1回)が必要です。この洗浄により加湿能力の維持と臭気や雑菌の室内混入を未然に防ぎます。 STEP3.ポンプ整備 各部の漏水や油脂類の流出、ポンプ或いはモーターの異音・発熱・振動といった不具合を防止します。 この整備はポンプを部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に戻す作業です。定期的な整備を実施することで劣化を防ぎ、寿命を延ばすことができます。一見したら古くなって取替なければいけないように見えるポンプやモーターに関しても部品の洗浄・交換や注油することによって、機能が新品同様によみがえることもあります。 STEP4.給・排気口及びダクト清掃 給・排気器具や各種ダクト内部の清掃を実施する事により、クリーンな空気を室内に供給することが可能となります。給・排気器具やダクトの汚染は空調システムなどに悪影響を与え、空調や換気が正常に行われないことで、健康阻害から製品や商品の品質低下、火災リスクまでさまざまな被害が考えられます。これらのリスクに備えるためにもメンテナンスは重要であり、機器の機能低下や寿命短縮にもつながります。 STEP5.貯水槽・雨水・中水清掃 給水設備が充分な機能を発揮し、衛生的で安全な水を供給することを目的に法律に基づいた定期的な清掃が必要です。 雨水・中水槽では定期的な清掃が必要となります。これは、槽内の衛生対策と槽周辺の悪臭対策としても必要不可欠です。 この他にも各種空調・衛生設備に関わるメンテナンスを各種行っております。